映画日記「ジャンゴ 繋がれざる者」


クエンティンタランティーノ最新作。
レビューも妙に高かったので
混むのを避けて、終了間際駆け込みでいってまいりました。

私B級好きということで
結構タランティーノ好きとおもわれがちですが
実をいうとそんなに好きではありません。
毎作品一応は、目とおしますが
素直に、面白かったなーと思えたのは
彼自身が監督の作品では、あんまりなかったりするのです。
(「フロム・ダスク・ティルドーン」など、
彼の盟友ロバート・ロドリゲスの作品はだいたい好きなんですが・・。)

で、今回のジャンゴ。
感想は、惜しいなー。 という感じ。

ストーリーは
賞金稼ぎの歯医者 Dr.キングシュルツと
奴隷ジャンゴが、とあることからコンビを組み
ジャンゴの妻を取り返す為、農園の主ムッシュキャンディに戦いを挑む。

と、そーいう感じで
話にたいしたものはないですが
役者と演出がいい。
特に、今回は悪役ムッシュキャンディ役のデカプリオ。
この人、「シャッターアイランド」でも、けっこうええ味だしてたけど
絶対悪役とか癖のあるほうがいい味だすのねー。
それと、主役の一人キングシュルツ役のクリストフヴァルツ。
これも、すごくいい人そうだけど、飄々といとも簡単に人殺しちゃうキャラがとてもはまってます。

なんで、この二人の駆け引きがメインのシーは
決してドンパチやってるわけでなくとも、すごく面白いのですが
残念なことにこの二人、話の中盤でわけ合って退場します。
なんで、この二人のからまない前後
特に二人ともいない後半は、トーンダウンして面白くないのです。
最後の戦いが、黒人奴隷どおしの戦いという設定は面白いですが
あくの強い二人を早々に退場させる必要があったのかが疑問。
だいたい上映時間165分と長いので
別に、この二人の決着がついた時点でエンディングにまとめても
ちょうどよかったんじゃない?
という気がします。
それだったら、結構満足点だったかなー。
なので、70点くらいかなー。



で今回蛇足の一本紹介は、盟友ロドリゲス繋がりで
「パラサイト」

「ボディスナッチャー」「インベージョン」等何度もリメイクされている
SF作家ジャックフィニーの「盗まれた街」を原作とする
寄生生物もんです。
粗筋は
1.宇宙生物に、町ごとのっとられる。
2.主人公は築いて、戦いを挑もうとするけど仲間内で疑心暗鬼。
3.でもいろいろがんばって、決戦を挑む。
っていうよくある話なんだけど
安定したシナリオで、話忘れたころに何度みても楽しめるというお得な作品です。

ほかにこの作品の見所として
「ロード・オブ・ザ・リング」の イライジャ・ウッド
「Xmen」のファムケ・ヤンセン
「ブラックホークダウン」のジョシュハートネット
「アルゴ」のクレア・デュヴァル
など、そうそうたるメンバーが出演しており
彼らの若かりしころが一挙に拝めたりします。

眠れぬ深夜に、おすすめな一本です。