映画日記 「オズ はじまりの戦い」

スパイダーマンにて名をあげた
サム・ライミ監督の最新ファンタジー

サム・ライミ & ディズニー !
「死霊のはらわた」つくってたころなら想像もできなかったような組合わせですが
 べつに、ミッキーが血しぶきをあげることもなく
全体的に無難なファンタジーにまとまってて
安心して、楽しめる作品だと思います。

また、ディズニーという看板がら、彼らしさを殺すのかと思いきや
そこはサムライミ、うまくらしさを存分にはっきしている感じ。

まず、異世界にとばされた男が、その世界の危機を救うという
全体的なストーリー構成が、完全に、「死霊のはらわた3」です。

さっきから、死霊のはらわた連呼しておりますが。
作品見てない方は、題名からして気色の悪いホラーだ思われていること多いですが
どちらかというとギャグ、コメディ要素のほうが多く
特にパート3は、邦題を「キャプテンスーパーマッケート」
とわけわからんタイトルをつけられてしまったほどです。
その3作目のストーリーが、
さながら中世ファンタジーのような異世界に迷い込んだ
スーパーの店長が、チェーンソーとショットガンで
魔物相手に戦わされるはめになるというお話でした。
(注:今年リメイクされてる「死霊のはらわた1」は、映像のできが良すぎて
完全スプラッターになってるようです)

随所にでてくる、ホラーな描写も彼らしい演出で
特に後半の魔女の顔とか完全に彼の作品によく出てくる恐顔です。
あそこだけは、ディズニー的な描写を逸脱したところあるのではないでしょうか。
こういう系↓  


ほかにもオズの世界観とか、その描写の仕方が
スパイダーマンのグリーンゴブリン戦でつちかったと思われるようなみせ方だったり、
あー、サムライミは自分を殺さず、彼らしさをいいふうにディズニーファンタジー
に融合したなーと思ってうれしくなりました。

その反面、今回のサムライミ同様
アバターのジェームズ・キャメロン 、
ロードオブザリングのピータージャクソン
等のホラー出身の監督が大作系を送り出す中、
どーしても元同列の
「物体X」のジョン・カーペンターだけが抜けきれなかったのが寂しく思えます。
 がんばれジョン・カーペンター!!
ミッキーとドナルドが合体する、ディズニー版物体Xとか作ってくれ!

と、ほとんど内容の感想書いてませんが
大人も子供も楽しめる佳作良作だと思います。
オズの世界に行くまでの前半は少し、話緩めなので若干だれますが
それ以外は、 出てくるキャラクターも個性があって面白いし
いつものマニア視点ではなく普通目線でオススメします。


ということで、蛇足の紹介の一本は先ほど話題にだした
死霊のはらわたシリーズの3作目「キャプテンスーパーマーケット」


「死霊のはらわた2」で死霊との戦い、異世界に飛ばされた
スーパーの店長がそこでヒーローとして活躍する話し。
なにがすごいって、作品の内容もあほらしくて好きなんですが
 こんなアホな作品作ってた人が
 約10年後には、スパイダーマンというハリウッド大作の監督になってるということ。
10年って人によってすごい変化をもたらしたり、もたらさなかったり。
考えて生きて行かんといかんよねー。
 がんばっていきましょー。