NWN1「ドルイド(Druid)」ガイド

概要

ドルイドは自然の守護者であり、神聖呪文の使い手。重装鎧こそ扱えませんが、動物の相棒と**ワイルドシェイプ(変身)**を駆使して、近接も呪文もこなす万能型クラスです。自然呪文は回復・召喚・攻撃のバランスに優れ、戦闘でも探索でも存在感を発揮します。

基本データ

  • ヒット・ダイス:d8(中耐久)

  • BAB(命中基礎値)普通(3/4進行)

  • 習熟:クラブ、ダガー、ダート、クォータースタッフ、シミター、シックル、スリング、スピア

  • 防具:軽装・中装・盾に習熟(ただし金属鎧は“自然の掟”で非推奨)

  • スキルポイント:レベルごとに4+【知力】

  • クラススキル:Concentration, Discipline, Heal, Lore, Spellcraft, Animal Empathy, Persuade など


クラス特徴

1. ドルイド呪文

  • 準備型の神聖呪文。回復・召喚・攻撃・防御を幅広くカバー。

  • 特徴的な呪文:Call Lightning(落雷)/Entangle(足止め)/Summon Creature 系/Stoneskin/Elemental Summon

2. 動物の相棒(Animal Companion)

  • レベル1から獲得可能。狼や熊などを従えて共に戦える。

  • レベルが上がるごとに相棒も強化されるが、エピック以降は耐久不足になりがち。

3. ワイルドシェイプ(Wild Shape)

  • Lv5から使用可能。狼・熊などに変身。以降レベルに応じて強力な形態が追加。

  • Lv9:大型動物、Lv12:エレメンタル形態、Lv16以降:強化形態。

  • 戦闘中に耐久力と近接火力を大きく底上げできる。

4. 自然との結びつき

  • 毒・病気への耐性を早期に獲得。

  • 高レベルでは毒完全耐性自然呪文のDC上昇も得る。

エピック(Lv21〜)

  • エピック動物相棒エピックワイルドシェイプなど、変身と召喚がさらに強化。

  • 代表的エピック特技:Epic Spell Focus(Conjuration, Transmutation), Epic Summoning, Epic Animal Companion。

ビルド指針

1) 召喚特化ドルイド

  • 【判断力】重視。

  • 《Spell Focus(Conjuration)》→《Greater Spell Focus(Conjuration)》で召喚の性能を底上げ。

  • エピックではEpic Summoningで終盤まで強力な召喚獣を展開。

2) 変身前衛ドルイド

  • 【耐久】【筋力】寄り。

  • ワイルドシェイプを活かし、前線で殴れるタンク兼アタッカーに。

  • 《Toughness》《Improved Critical(爪)》などで安定感UP。

3) 支援・回復ドルイド

  • 【判断力】極振り。

  • 《Extend Spell》《Empower Spell》でバフ・回復効率を強化。

  • パーティプレイで後衛寄りの万能サポート役に。


能力値と種族

  • 主要能力:判断力(呪文DC・ボーナス呪文)、耐久力(変身・前線向き)

  • 補助能力:筋力(変身時ダメージ)、敏捷(AC/反応セーヴ)

  • おすすめ種族:人間(特技+スキル余裕)、エルフ(DEX型)、ハーフエルフ(RP性・バランス型)

マルチクラス相性

  • モンク:ワイルドシェイプ+無鎧運用でWISボーナスACを併用。

  • ファイター:序盤に特技を取って近接を補強。

  • シャイフター(上級):変身系の強化ルートとして最適。


まとめ

  • ドルイドは自然呪文・召喚・変身の三拍子が揃う万能キャスター

  • 召喚師/変身タンク/後衛支援とビルド幅が広く、パーティでもソロでも活躍できる。

  • エピック以降は変身と召喚の強化で存在感がさらに増す。

0 件のコメント :

コメントを投稿