NWN1「レンジャー(Ranger)」ガイド

 

概要

レンジャーは自然と調和しつつ戦う機動前衛。軽装+二刀流または弓のスタイルで戦い、特定の敵種別に対して強力な「宿敵ボーナス」を持ちます。動物の相棒や自然系呪文を備えており、探索から前線支援まで幅広い役割を果たせるのが特徴です。


基本データ

  • ヒット・ダイス:d10(耐久力は戦士並みに高い)

  • BAB(命中の基礎値)良い(フル進行、+1/レベル)

  • 習熟:全武器、軽装鎧、盾(ただし重装鎧は習熟しない)

  • スキルポイント:レベルごとに4+【知力】(スキル役もある程度こなせる)

  • 主なクラススキル:Discipline, Hide, Move Silently, Animal Empathy, Spot, Listen など


クラス特徴

1. 宿敵(Favored Enemy)

レベル1で指定した種別の敵に対して命中とダメージにボーナス
以降も数回選択可能で、敵の種類が多いキャンペーンほど効果を発揮します。

2. 戦闘スタイル(Combat Style)

レベル1で選択:

  • 二刀流:鎧を着ていても二刀流ペナルティ軽減。

  • 弓術:射撃系特技を自動取得。

3. 動物の相棒(Animal Companion)

レベル6で獲得。狼や熊などを従え、追加戦力として戦わせられます。後半は耐久不足が課題。

4. 呪文(Spells)

レベル4から自然系呪文を使用可能。ドルイド呪文リストの一部を習得し、自己強化や回復、探索支援に活用できます。

5. その他の特徴

  • 高めの隠密スキルでスカウト役も可能。

  • エピック(Lv21以降)では《Epic Prowess》《Epic Weapon Focus》《Epic Skill Focus》などを取得しやすい。


戦闘スタイル別ビルド指針

1) 二刀流レンジャー

  • 【敏捷】を重視し、軽装で回避しながら手数で削る。

  • 自動で《Two-Weapon Fighting》《Improved Two-Weapon Fighting》を得るため、特技枠を節約できる。

  • 命中補助が課題なので、武器強化や《Weapon Focus》を早めに取ると安定。

2) 弓レンジャー

  • 射撃系特技(《Point Blank Shot》《Rapid Shot》)を自動習得。

  • 【敏捷】高めで遠距離DPSを担当。

  • 上級クラスのアーケイン・アーチャー(Arcane Archer)への進路が人気。


能力値と種族

  • 敏捷型:二刀・弓どちらでも有効。ACと反応セーヴが上がる。

  • 筋力型:両手武器や重い武器を扱いたい場合。

  • 種族おすすめ

    • エルフ/ハーフエルフ:弓適性が高い。

    • 人間:特技枠+スキルの自由度。

    • ハーフオーク:筋力型ビルドに向く。


マルチクラス相性

  • ファイター:ボーナス特技で命中補助。弓型・二刀型どちらとも好相性。

  • ローグ:スニークアタック+隠密性能強化。奇襲役に。

  • アーケイン・アーチャー(上級):弓レンジャーの定番進路。


まとめ

  • レンジャー=軽装で戦場を駆ける機動型前衛

  • 宿敵ボーナスと戦闘スタイルで個性が出る。

  • 二刀流/弓/隠密+相棒と幅広いプレイスタイルを楽しめる。

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